いい出会いは合コン以外にある

仕事を持つ女性の合コンは、平日に開催することが主流のようだ。そのワケは、貴重な週末は、気の置けない親友とのショッピングや、自分の趣味の時間に空けておきたいからだとか。お忙しいことだ。

ところで、その開催時間だが、18時!なんて安易で、ナンセンスな決め方はしないそうだ。一番人気は、20時開催だ。そのワケは、社会人が10人程度集まる合コンだ。18時に何人の人が来られるというのだ。遅刻者続出で、会話がその都度とぎれて場が白けてしまう。

ところが、20時スタートなら「二次会へ行けない!」という異論が出そうだ。確かに会が盛り上がれば3時間ぐらい飛んでしまう。でも、二次会がそんなに必要なのだろうか?二次会のカラオケで騒ぐくらいなら、お気に入りの相手と二人きりの二次会の方が悦ばれるようだ。

ところで、合コンで質のいい出会いは少ないようだ。合コンは一気に大勢の人と巡り会えるというメリットはあるが、基本的には一期一会だから、お互いのいい面を出し合えないまま「さようなら」となるケースがほとんどだ。

また、合コンという場の設定自体に問題が潜む。恋愛にガツガツするモノ同士は、お互いの本質的な魅力を発見しあえない状況にある。女性はガツガツ感で本来の魅力を下げ、男は男で軽く見られてしまう傾向がある。恋愛が主目的の出会いの場である合コンには、いい出会いが少ないという皮肉な要素があるらしい。

むしろ、恋愛なんかまったく期待していない出会いに「いい巡り会い」があり、大恋愛に発展したという実例を示そうとしたら枚挙に遑がないのが事実だ。