綺麗な話し方をする女性は素敵です。近年は若い人の言葉が乱れていると良く耳にしますが、今に始まったことではありません。新しい言葉を作り出していくのは昔から若者文化の一つですから、今の年長者の時代にも若者言葉はありました。
ですが、同じ年代の中で使う言葉は、社会一般ではやはり伝わりにくいので避けた方が良さそうです。同じ言葉を使うことで、人は情報を共有することが出来ます。
「女子力」という言葉をよく耳にしますが、外見を着飾ることが女子力ではないと思っています。もちろんオシャレをするのはとても大切なことですが、清潔であることが前提です。そして、本当の女子力というは中身が一番大切です。いくらオシャレをしても、マナーを守れなかったり上品さがなかったりすると意味がありません。
近年では、言葉やマナーに関する教室やセミナーが、女子力を高める方法として注目を浴びています。そのような教室やセミナーに通うことを趣味にしている女性もいるようです。
生きていく上で、接する相手が同年代とは限りませんので言葉遣いには十分注意が必要です。また、同じ言葉を使うことでコミュニケーションもスムーズに進んだりします。
誰にでもわかる言葉で、誰にでも同じように接することが出来る女性は女子力が高いということになるのではないでしょうか。
コミュニケーションに大切なのはまず話しやすい雰囲気づくりです。そのためには笑顔であったり、親しみやすさなどが必要になってきます。
雰囲気づくりでもその場にあったものがそれぞれに違いますので、場所を考えてつくらなくてはいけません。
コミュニケーションをとる際のポイントには「相手の話を聞きだす」というものがあります。話している間に情報が広がっていくのです。最初は端的な話だったのが、様々な情報が得られることで知り得ることが増えてきます。
誰しも自分のことを話すのは上手く出来ないものです。いかに上手に誘導して話しをさせるか、情報を聞き出すかがポイントとなります。誰にでも分かる綺麗な言葉を使える女性は、周りからも一目置かれることでしょう。
話を聞きだすのがうまい職業といえば、看護師だと思います。常に患者から自身の容態を聞きだしているのですから。中には職場環境やいじめから転職してしまう看護師もいるかもしれませんが、それでも培った「聞きだす力」は大きいのではないでしょうか。